主が求めておられる礼拝 | 歴代誌下 3章

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歴代誌下 3章

ソロモンはエルサレムのモリヤ山で、主の神殿の建築を始めた。そこは、主が父ダビデに御自身を現され、ダビデがあらかじめ準備しておいた所で、かつてエブス人オルナンの麦打ち場があった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 3章1節

主が求めておられる礼拝

ソロモン王の治世第4年の第二の月の2日、かねてより準備が進められてきた神殿の建築がいよいよ始まりました。選ばれたのはエルサレムのモリヤ山でした。

ここは、ダビデが人口調査を行ったことによって、疫病がイスラエルに猛威を振るい、7万人もの死者が出たとき、主のための祭壇が築かれ、献げ物がささげられたところでした。ダビデ王は、主が先見者ガドを通して命じられるままに、麦打ち場があったこの土地をエブス人から買い取り、祭壇を築いて焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ、それによって疫病は終息したのでした(サム下24章)。

ここはまた、アブラハムが約束の子イサクを主の命令どおりに焼き尽くす献げ物としてささげようとした場所でもあります。

モリヤにまつわるこれらの出来事は、これから建てられる神殿でささげられる礼拝について暗示していました。それはまことの信仰とそれに基づく献げ物によってなされる礼拝です。そして、それは私たちが主日毎にささげる礼拝においても求められていることです。

唐見 敏徳(忠海教会)