5月31日(火) ヨブ記 36章 音声を再生できませんでした 神は貧しい人をその貧苦を通して救い出し苦悩の中で耳を開いてくださる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨブ記 36章15節 苦難を通して救われる神 「待て、もう少しわたしに話させてくれ」(2節)。長く語ってきたエリフですが、彼にはどうしてもまだ話したいことがあるようです。彼は37章にかけて最後の言葉を語ります。 ここで語られているのは苦難の意味です。神は苦悩の中にある者に、その行いを指摘し、罪の重さを示され、その行いを悔い改めるよう諭されます。また神は、貧しい人をその貧苦を通して救われ、苦悩の中でその人の耳を開き、お語りになるというのです。苦難の中でこそ聞くことができるのが神のみ言葉です。 エリフは苦難に喘ぐヨブに、苦難の意味を語ります。苦難は私たちにとって喜ばしいものではありません。どうしてもそれを避けたい、そう思うのが苦難です。しかし、ここでは、それもすべては私たちのためであり、私たちが心から悔い改めて神に立ち返り、神の救いを受けるためだというのです。 神は、苦難を通して私たち罪人を救おうとされています。私たちの耳を開いてくださいます。私たちをはるかに超えた神の御旨を信じ、きょうも歩みたいと思います。 宮﨑 契一(那覇伝道所)
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「待て、もう少しわたしに話させてくれ」(2節)。長く語ってきたエリフですが、彼にはどうしてもまだ話したいことがあるようです。彼は37章にかけて最後の言葉を語ります。
ここで語られているのは苦難の意味です。神は苦悩の中にある者に、その行いを指摘し、罪の重さを示され、その行いを悔い改めるよう諭されます。また神は、貧しい人をその貧苦を通して救われ、苦悩の中でその人の耳を開き、お語りになるというのです。苦難の中でこそ聞くことができるのが神のみ言葉です。
エリフは苦難に喘ぐヨブに、苦難の意味を語ります。苦難は私たちにとって喜ばしいものではありません。どうしてもそれを避けたい、そう思うのが苦難です。しかし、ここでは、それもすべては私たちのためであり、私たちが心から悔い改めて神に立ち返り、神の救いを受けるためだというのです。
神は、苦難を通して私たち罪人を救おうとされています。私たちの耳を開いてくださいます。私たちをはるかに超えた神の御旨を信じ、きょうも歩みたいと思います。