詩編 134編
主の僕らよ、こぞって主をたたえよ。
夜ごと、主の家にとどまる人々よ
聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ。
天地を造られた主が
シオンからあなたを祝福してくださるように。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 134編1節~3節
神の祝福
木村 恭子(川越教会)
主の僕らよ、こぞって主をたたえよ。
夜ごと、主の家にとどまる人々よ
聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ。
天地を造られた主が
シオンからあなたを祝福してくださるように。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 134編1節~3節
木村 恭子(川越教会)
2016年4月の聖書日課をまとめて表示します。
「詩編」の聖書日課をまとめて表示します。
木村 恭子が担当した聖書日課をまとめて表示します。
この詩編は「都に上る歌」の最後に位置しており、神殿礼拝の最後に、聖職者と民とが交互に唱えあった詩と考えられます。
「主の僕らよ、こぞって主をたたえよ」と聖職者が呼びかけ、民が「夜ごと、主の家にとどまる人々よ、聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ」と応えます。
最後は聖職者の祝福の祈りで締めくくられます。「天地を造られた主が、シオンからあなたを祝福してくださるように」。
私たちの礼拝も、「招きの言葉」で始まり、賛美、祈り、御言葉の朗読、解き明かし、…そして「祝福の祈り(祝祷)」と続きます。私たちもこの民と同じように、神の祝福をいただいて再びこの世の旅へと出ていくのです。キリスト者の生涯はこの繰り返し、積み重ねです。しかし、これこそが神の国へと続く歩みであることを覚えましょう。「あなたの出で立つのも帰るのも、主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに」(121編8節)。
さあ、私たちも神の御前に集い、神からの祝福を頂きましょう。そして、この世へと踏み出していきましょう。