2月21日(土) 詩編115編
わたしたちではなく、主よ
わたしたちではなく
あなたの御名こそ、栄え輝きますように
あなたの慈しみとまことによって。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 115編1節
かつて捕囚の苦難を経験した神の民は、目に見える誇りをすべて奪われ、異邦人から「彼らの神はどこにいる」と嘲られ、辱めを受けました。そのような苦難の中で、詩人は国々の偶像にはるかに勝る、主の御名こそが栄え輝きますようにと祈ります。
主は慈しみ深く、どこまでも契約に真実であられ、御自身の民を決して見捨てることをなさいません。主は人間の手が作った空しい偶像とは違い、天地の造り主であられます。この生けるまことの神を知り、主に依り頼む者は、何者をも恐れる必要はありません。主は天におられてすべてを支配しておられます。そして主がわれらの盾となり、必ず守り助けてくださるからです。詩人は主の祝福を祈り求めつつ、このような主なる神を知っている私たちこそ、何があっても主をたたえようと、苦難の中で呼びかけるのです。
私たちの日々の現実のただ中におきましても、耳をすませば、ハイテクの偶像に依り頼む者のあざけりの声が聞こえてきます。富と権力を手中に収めた神を知らない者たちは、神のようになろうと高ぶり、命の尊厳をふみにじり、弱き者を搾取します。そのような今、イエス・キリストの神を知る私たちこそ、主をたたえましょう。ハレルヤ。
【祈り】
主よ、偶像に依り頼み「神のようになろう」とする者たちの高慢を打ち砕き、ご栄光を現してください。









