ネブカドネツァル王は、見た夢の理由や意味を知ろうと、国中の占い師や祈祷師、呪術師、賢者たちを呼び、夢の解釈を求めます。しかし、夢の内容は全く伝えないままに、その夢の解釈を求めます。当然、この無茶苦茶な求めに応えることができるような人はいません。にもかかわらず、王は激しく怒って、バビロンの知者を皆殺しにするように命じます。暴君による暴力的な支配です。やがて危機はダニエルたちにまで迫って来ます。ダニエルは家に帰り、仲間のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに事情を説明した。そして、他のバビロンの賢者と共に殺されることのないよう、天の神に憐れみを願い、その夢の秘密を求めて祈った。(ダニエル2:17-18)