月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年4月21日(火)

エゼキエル47章 永遠の命に至る水

  

川が流れて行く所ではどこでも、群がるすべての生き物は生き返り、魚も非常に多くなる。この水が流れる所では、水がきれいになるからである。この川が流れる所では、すべてのものが生き返る。(エゼキエル47:9)

 この川は、神殿の入口の敷居の下から湧き上がっている、何とも現実離れした川です。ところが、最初はくるぶしまでだった水が、現実の川のように水深を増しつつ東へ流れ、「汚れた海」つまり死海に注ぎます。すると、その水はきれいになり、すべてのものが生き返る、と言われます。回復された神殿・教会から流れ出る水がすべての生き物を生き返らせるのです。

 キリストは言われました。「わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」(ヨハ4章14節)。また、「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」(同7章38節)。キリストのこの川は、そのまま神の都に流れ込みます。「川のほとり、その岸には…あらゆる果樹が大きくなり、…月ごとに実をつける。…その果実は食用となり、葉は薬用となる」(エゼ47章12節。黙22章1、2節も参照)。これが神の都の風景です。教会でキリストから与えられる、水晶のように輝く命の水は、私たちの内から流れ出る川となって、永遠の御国に達するのです。

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