イスラエルがベニヤミン族による非道の責任を問いただすと、ベニヤミン族は反発し、神の民同士の内戦が始まってしまいます。イスラエルの方が兵の数は多かったのに、一度目二度目とイスラエルが敗れ、何万人もの犠牲者が出てしまいます。三度目の戦いにあたり、イスラエルは断食し、献げ物をしました。これは自分たちの罪を主の前に悔い改め、神の御心にこそ従うという姿勢の表れでした。そして、自分たちが多数だとおごることなく慎重な姿勢で戦い、イスラエルはようやく戦いに勝利することができました。イスラエルの人々は皆、そのすべての軍団と共にベテルに上って行き、主の御前に座り込んで泣いた。その日、彼らは夕方まで断食し、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物を主の御前にささげた。(士師20:26)