月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年11月29日(金)

箴言17章 愛は人を生かし、欲は罪をあふれさせる

  

乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば
いけにえの肉で家を満たして争うよりよい。(箴言17:1)

 欲望にはいろいろなものがあります。特に金銭欲という罪は簡単に争いを生み出します。いっそ金や物がないほうが、争いが起きなくてすむようです。財産がなければ、兄弟で争いをしなくて済みます。

 箴言の知恵者は、「乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば、いけにえの肉で家を満たして争うよりよい」と言っています。まさにその通りでしょう。また「悪をもって善に報いるなら、家から災難は絶えない」という警告もされています(13節)。

 また危難にあったときの対処の方法は、「愛を求める人は罪を覆う」とあります(9節)。生まれながらの私たちにとって、愛を貫くことは難しいことかもしれません。だからこそ、主に助けを祈り求めます。主にあって悔い改めつつ、御跡に従って行きましょう。「どのようなときにも、友を愛すれば、苦難のときの兄弟が生まれる」(17節)。このような心から信じ合える友が欲しいですね。それには、自分の方からアプローチしなければなりません。主イエスが人に仕えてくださったように、私たちも待っているのではなく実行しましょう。

Copyright (C) 2019 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.