ここで、主イエスはいちじくの木のたとえから再臨のしるしの意味を悟るよう教えておられます。つまり、いちじくの木の枝がやわらかくなり、葉が伸びると夏が近づいていることがわかります。それと同じように、24章29節で言われている天変地異は主の再臨が近づいていることのしるしであると教えられます。天変地異などと聞くと、私たちはどうなってしまうのだろうと恐れ、戸惑ってしまいます。しかし、天変地異は主の再臨のしるしなのです。そして、再臨は主を信じる私たちにとっては、恐ろしい時ではなく、祝福の時、解放の時です。「はっきり言っておく。これらのことがみな起こるまでは、この時代は決して滅びない。天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」(マタイ24:34-35)