日本キリスト改革派教会の伝統においては、「連続講解説教」が主流です。これは、宗教改革者たちの実践を模範としたものです。説教は、神の言葉である聖書を解き明かすがゆえに、神の言葉です。聖書全体は、同一著者なる聖霊による一貫性をもち、どの書物も、どの章も、どの節においても信仰者たちへのメッセージをもっています。私たちに求められるのは、自分の言葉を捨てて、その神の言葉のすべてに聴き従うということです。何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。(2ペトロ1:20-21)