ここに記されている湖の上を歩くお話は、主イエスが5つのパンと2匹の魚で5千人の人びとを養った、という奇跡の後に記されている出来事です。その奇跡の後、主イエスは、強制的に弟子たちを向こう岸に渡らせるために船に乗せました。しかし、弟子たちは、ガリラヤ湖の強い風に悩まされることになります。夜が明けるころ、主イエスは、湖の上を歩いて船に近づかれました。するとどうでしょう。弟子たちは、それを見て、「『幽霊だ』と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた」というのです。弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」(マタイ14:26-27)