月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年7月26日(金)

ヨシュア17章 変わることのないお方

  

「山地は森林だが、開拓してことごとく自分のものにするがよい。カナン人は鉄の戦車を持っていて、強いかもしれないが、きっと追い出すことができよう。」(ヨシュア17:18)

 ヨセフの子孫は与えられた分では満足せず、さらに多くの地を分配して欲しいと要求してきました。同族のヨシュアに、特別な恩恵を期待していたのかもしれません。そこで、ヨシュアは自分たちで開拓して領土を広げるようにと提案しました。

 しかし、彼らは難色を示します。割り当てられた山地には、ペリジ人やレファイム人などの強力な民が住み、谷間やイズレエル平野には鉄の戦車を持つカナン人がいると、言い訳をしたのです。

 ヨシュアは、人数の多いヨセフ族だからこそ、強力な敵を退け新しい地を得ることができるという確信をもって励ましました。もちろん、ヨセフ族の力を過信してそう言ったのではありません。今まで祝福してくださったお方が、これからも変わることのない真実をもって祝福してくださることを信じきっていたからです。

 その変わることのない真実をもって、そのお方は今も生きておられます。私たちにとって、イエス・キリストがきのうもきょうも永遠に変わることのないお方であることは何という慰めでしょう。

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