月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月 7日(金)

ヨシュア5章 神にのみ従う、勝利は我が手に

そのとき、主はヨシュアに、火打ち石の刃物を作り、もう一度イスラエルの人々に割礼を施せ、とお命じになった。(ヨシュア5:2)

 割礼を受けていたイスラエルの民は、彼らの神への罪ゆえに、エジプトを出て後、途中、荒れ野で死んでしまいました。一方、途中、荒れ野で生まれた民は、だれも割礼を受けていませんでした。そのため、これからカナンの地を占領するにあたり彼らがまずしなければならなかったことは、割礼を受けることでした。これは神が命じておられたことであり、神の民の一員として神への献身を表していたからです。そして、そのように神に従い、全面的に神に信頼することによってこそカナンの地での戦いに勝利することができるからです。割礼は、ある意味で献身の印、象徴であったとも言えます。

 献身は、自分に死んで神にのみ従い、キリストのいのち、神のいのちに生きることです。信仰の戦いにおいて最も重要なことは、このことです。それは言い換えるなら、自らを神に明け渡し、神に全く従順に歩むということです。そうすれば、神が民と共にいてくださり、戦って勝利してくださるのです。

 私たちもキリストの兵士として勝利を信じ、この世の戦いを戦い抜いてゆきましょう。

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