月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年5月10日(金)

1コリント14章 預言の賜物を求めなさい

愛を追い求めなさい。霊的な賜物、特に預言するための賜物を熱心に求めなさい。(1コリント14:1)

 コリント教会の混乱の要因の一つに、異言の問題がありました。異言によって集会が無秩序になったり、異言を語れる人が高慢になり、異言を語れない人を軽蔑することが起こっていたのです。

 異言は、理性によって理解できない言葉です。聖霊の賜物である異言も、その言葉の意味がわからなければ不快な騒音にすぎません。信じていない人は、教会は変な人の集まりであると思うでしょう。異言は、信じていない人びとをいよいよ信じない者にしてしまいます。ですからパウロは、「異言を語る者は、それを解釈できるように祈りなさい」と命じます(13節)。

 一方、預言とは、神の御言葉を預かり語ることです。神の言葉を知性によって理性的に教え、教育的に語る賜物が預言の賜物です。今日の説教や奨励に当たるものです。これによって、礼拝に来た人びとが神の言葉によって罪を指摘され、神の御前にひれ伏すことが起こります(24、25節)。

 私たちも、「人を造り上げ、励まし、慰め」(3節)、「教会を造り上げる」(12節)預言の賜物を熱心に追い求めようではありませんか。

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