月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年1月30日(水)

詩編43編 率直に救いを懇願する者の祈り

神よ、あなたの裁きを望みます。
わたしに代わって争ってください。
あなたの慈しみを知らぬ民、欺く者
よこしまな者から救ってください。(詩編43:1)

 きょうの詩編は、昨日の続きで、自らの罪のゆえに礼拝の交わりから絶たれ、罪と恥のうちにあった詩人ですが、その嘆きを余韻として残しつつも、率直に救いを懇願する祈りをささげます。ここで彼は神に正当な裁きを求めていますが、それは単に、自分は罪を犯していないのだと主張しているのではありません。彼は神に裁かれ罰を受けていることを知っています。しかし神は、罰を受け、悔い改める者を赦し、今度は彼の側に立って戦ってくださる。彼はそのことを信頼して、神の御前に進み出て願うのでした。

 人はさらに彼を貶めようとしますが、彼は神の光と真実に救いを求めます(3節)。世の闇を照らして何が真実であり偽りであるかを明らかにしてくれる方、神から遣わされ神のもとに導いてくれる方です。詩人はその方に自らを託し、再び自分を生かすあの楽しかった礼拝に戻る希望を抱くのでした。

 どのような時でも、私たちの神への信頼は失せることはありません。きょうも御言葉があなたの魂を励まします。神の光と真実であられる主イエス・キリストがあなたと共におられる、と。

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