月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年10月 1日(月)

ルカ13章 束縛からの解放

「この女はアブラハムの娘なのに、18年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」(ルカ13:16)

 18年も病の霊にとりつかれて腰を伸ばすことができなかった女性を、主イエス・キリストは安息日の会堂でいやされました。その時、彼女のことを愛して心配していた人々はきっと、思わず歓声を上げて、彼女と一緒に神を賛美したに違いありません。

 しかし、会堂長は逆に主イエスに腹を立てて、群衆に言いました。「働くべき日は6日ある。…安息日はいけない」(14節)。彼は会堂長を任されるほど律法を守ることに熱心でしたが、律法の中心である「神と隣人への愛」において深刻な欠けがありました。家畜を思いやることができても、「アブラハムの娘」すなわち「神の民」であるこの1人の女性の痛みを思いやることができなかったからです。

 主イエスは彼女と出会ったその日その時に、彼女の上に手を置いていやしを与え、サタンの束縛から解放してくださいました。この主イエスが、主の日の礼拝においてこそ私たちと最も鮮やかに出会ってくださいます。私たちはこのことを信じて、自分自身と兄弟姉妹の解放を祈り求めつつ、共に礼拝に集い続けたいと思います。

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