月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年1月20日(土)

マルコ8章 神の逆説

「自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。」(マルコ8:35)

 この直前に主イエスは「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言われています。主に従うのは自分の命を得たいから、と多くの人は考えるのではないでしょうか。しかし従うことは自分を捨てること、命を失うことが救うことだと言われます。

 主の言葉は逆説に満ちています。しかしそもそも私たちに与えられている命は神から来たものです。私たちの命は、本当は私たちのものではありません。ここを間違えると、とりかえしのつかない損失につながると言われるのです。

 主イエスの自己犠牲の歩みの終着点である十字架、それは死によって終わるものではありませんでした。神は主イエスを3日目に復活させられたのです。主イエスの死は、人の命を罪の支配から買い戻すためのものでした。それを得るために私たちがすべきことは、全存在を傾けて神に向かうこと、唯一無二の救い主であるイエスに従って歩むことなのです。肉体の死によって終わらない永遠の命を喜びつつ受け取りたいと思います。

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