月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年11月30日(木)

ローマ8章 神の国と救いの希望

被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていること…被造物だけでなく、“霊”の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること…を、心の中でうめきながら待ち望んでいます。(ローマ8:22-23)

 パウロは私たちの目を将来の望みに向けさせながら今の苦しみに耐えるように励ましています(ロマ8章18節)。私たちは日々、罪を犯す苦しみ、病気の苦しみ、人間関係の苦しみなどを味わいます。これらの苦しみは、神の救いが完成していないところから来る苦しみです。

 やがて神の救いが完成されるときに、この世界は新しくなります。そこでは神が私たちと一緒に住んでくださり、私たちの涙をことごとく拭い取ってくださいます。もはや、死も悲しみも嘆きも労苦もありません(黙21章4節)。

 この約束が確かであるために、神は私たちに聖霊の初穂を与えてくださいました(ロマ8章23節)。「初穂」というのは収穫を保証するものです。また、収穫の喜びを前もって一部を味わうことができるものです。聖霊の初穂が与えられている私たちはやがて神の国に入ることは確かであり、また、今、神の国の喜びを前もって味わうことができます。

 きょうも聖書を読み、祈る中で、聖霊は私たちを神に近づかせてくださり、私たちに神の愛を注いでくださいます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.