月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年5月19日(金)

1ペトロ4章 神の霊が、あなたがたの上に

愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、…驚き怪しんではなりません。…あなたがたはキリストの名のために非難されるなら、幸いです。…神の霊が、あなたがたの上にどとまってくださるからです。(1ペトロ4:12-14)

 できれば試練に遭いたくない。そう思う人は少なくありません。しかし聖書によれば、キリスト者には試練がふりかかってくるものなのです。試練は耐え忍ぶもの、と思いがちですが、きょうの御言葉の省略された部分では「むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい」と言われています。驚きます。

 なぜそこまで言えるのでしょうか。そこに「神の霊」が働かれるからです。19節には「神の御心によって苦しみを受ける人は、善い行いをし続けて、真実であられる創造主に自分の魂をゆだねなさい」とあります。神が「真実であられる」こと、聖霊が天地創造のとき以来の存在であることは確認しました。そのお方にゆだねてよいのです。

 また「あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます」(5章10節)という言葉も見えます。試練に遭うと、このような聖霊の働きを味わえるので、喜ぶことすらできるというわけです。

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