月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年1月11日(水)

申命記6章 力の限り神を愛する指針

あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6:5)

 青年時代、自分が何のために生まれて、どう生きていけばいいのかわかりませんでした。人間には生きる意味や、生きるうえでの普遍的基準があるのか。もしも、一人一人が生きる意味も生き方も決めていくものなのだとしたら心もとない、と思っていました。

 やがて、教会に通うようになり、聖書を読み始め、人はどう生きるべきか、書いてあるのを知らされました。造り主である神と主イエスは、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」(マタ22章37節)と教えている。人間が生きる指針が非常に明瞭に記されているのが、わたしにとっては実に嬉しいことでした。

 時代と共に移り変わる思想や個人が作り出す人生観ではない。「人間であるなら、こう生きるように造られている!」という明確な基準。それが、「神を力の限り愛する」という不変の指針です。

 明確な基準・指針が与えられていることは、本当に幸いなことです。しかし、私たちは、この基準に従えるわけではありません。愛の指針により、愛のない自分に気づかされ、本当の愛を求める者に変えられていきます。

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