月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年11月15日(火)

ネヘミヤ10章 新しく歩む

そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の僕モーセによって授けられた神の律法に従って歩み、わたしたちの主、主の戒めと法と掟をすべて守り、実行することを誓い、確約するものである。(ネヘミヤ10:30)

 8章で礼拝が行われ、律法の朗読がなされ、仮庵祭が祝われました。それに応答するようにして、イスラエルの民は9章で罪を告白し、10章で新しく歩む誓約をします。あくまで、主の赦しと恵みが先にあって、新たに歩むことができるのです。

 10章は1節から30節までが誓約をした者たちのリストです。31節から40節までが、誓約条項です。この誓約条項は、異民族と結婚しない、安息日を守る、神殿のために献げ物をする、という三つにまとめることができます。細かく見ていくと、今までの律法にはなかった条項もあります。たとえば、「薪の奉納」(35節)は律法には特に言及がありません。それらの条項は、律法全体の精神を汲んで、今の自分たちの状態に合わせて、解釈・適用させたものということができます。そのようにして、神の恵みに応答して従っていこうと決意しました。

 今日でも御言葉が語られ、それが解釈され適用されます。私たちは神の民として、イエス・キリストの救いの御業に応答して、新しく歩んでいきます。

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