ヨシャファト王がアハブ王と同盟を結んだことを悔い改めた直後、モアブとアンモンとエドムの連合軍が攻めて来ました。三大宿敵が攻めて来たのですから、これは一大事です。ヨシャファト王は神に祈ります。「神よ、…わたしたちには、攻めて来るこの大軍を迎え撃つ力はなく、…ただあなたを仰ぐことしかできません」(12節)。すると、これは神の戦いだから恐れるな、との主の御声を聞きました。勇気を得たヨシャファト王が、神を賛美しながら敵軍に向かって行くと、「主はユダに攻め込んできたアンモン人、モアブ人、セイルの山の人々に伏兵を向けられたので、彼らは敗れた」のでした(22節)。彼は言った。「すべてのユダよ、エルサレムの住民とヨシャファト王よ、よく聞け。主はあなたたちにこう言われる。『この大軍を前にしても恐れるな。おじけるな。これはあなたたちの戦いではなく、神の戦いである。』」(歴代下20:15)