月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年6月14日(火)

ヨブ42章 ヨブの悔い改め

あなたは全能であり
御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。
あなたのことを、耳にしてはおりました。
しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。
それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し
自分を退け、悔い改めます。(ヨブ42:2,5-6)

 ヨブは神の言葉により、世界の壮大さとその世界をつくられた神の果てしなさとに触れました。ヨブはその言葉のもとに平伏します。すると神は、「聞け、わたしが話す。お前に尋ねる、わたしに答えてみよ」(4節)とヨブに対話を求められます。

 神は、ヨブが嘆きのなかで思い描いていた以上に、愛に深く、自分をとらえて離さない神であられました。その神に対して、ヨブは「自分を退け、悔い改めます」(6節)。ヨブは神に対する自分の無知を、また、自分に対する神からの愛を低く見積もっていたことを悔い改めたのです。

 主はヨブの悔い改めを受け入れ、ヨブを祝福し、三人の友人たちを叱責されます。彼らは神をよく知らず、正しく語らず、ヨブを苦しめたからです。ヨブは、これらの体験を通し、嘆く者を見捨てることのない神とさらに深く出会います。サタンの企て(1、2章)は失敗しました。

 私たちは苦難を嘆くばかりで、人の痛みに寄り添えず、神を求めることも少ない者ですが、ヨブが仰ぎ見た同じ神と出会っています。ヨブのように神を求め、真実の悔い改めに生きることを願います。

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