月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月20日(金)

ヘブライ13章 励ましの祈り

永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように、アーメン。(ヘブライ13:20-21)

 この手紙は、迫害と艱難と戦いながら走り続ける信仰者に、大いなる救いの事実を見上げさせ、信仰の勇気を与え続けてきました。その上からの励ましが、最後の美しい祝祷に凝縮されます。

 神の栄光の反映である、神の御子イエス・キリストが、十字架で「永遠の契約の血」を流してくださり、私たちが命に至る道を開いてくださいました。この主が、憐れみ深い「大牧者」として、迷える「羊」である私たちを、完全な安息へと導いてくださいます。主イエスが「死者の中から引き上げられた」ことこそが、永遠の救いの契約が成就されたことの確証です。それゆえ私たちには、神との間に「平和」が与えられています。

 この「平和の神」が、世との戦いに疲れ果て、重荷を負う者たちに、永遠の平安を与えてくださいますように。どうかきょうも激しい戦いの中で、脱落せず、つまずかず、「御心」を行い、神の栄光を現すことができますように。

 この祝祷にあずかるとき、今の私たちも勇気と励ましを与えられます。この祝祷に送り出されて、きょうも走り抜きたいと願います。

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