月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年3月6日(日)

詩編128編 祝福された生活

いかに幸いなことか
主を畏れ、主の道に歩む人よ。
あなたの手が労して得たものはすべて
あなたの食べ物となる。
あなたはいかに幸いなことか
いかに恵まれていることか。(詩編128:1-2)

 「イスラエルに平和」という言葉で結ばれる詩編です。その平和の中身としてこの詩編が挙げるのは、「あなたの手が労して得たものはすべてあなたの食べ物となる」ことであり、「妻」であり、「食卓を囲む子ら」です。それは平凡とも言いうることかもしれませんが、それを指して「あなたはいかに幸いなことか、いかに恵まれていることか」と言います。さらに「見よ、主を畏れる人はこのように祝福される」と言うのです。

 それは裏返していうと、平凡な生活そのものが祝福にほかならないことを実感できるということでしょう。その平凡さの中に「神の民に平和」を与えてくださっている御手を見る視力。「いかに幸いなことか」と感謝できる心の持ちよう。それが「主の道に歩む人」に与えられた恵みです。家族があり、「あなたの手が労して得たものはすべてあなたの食べ物となる」仕事があります。毎日の生活、毎日の労働が豊かな意味を与えられています。労働の時間が、家族との時間が、本来の幸いを回復します。きょうから始まる一週も、そのような「主の道に歩む人」の祝福に満たされているはずです。

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