月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月18日(金)

マルコ5章 少女よ、起きなさい

そして、子供の手を取って、「タリタ、クム」と言われた。これは、「少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい」という意味である。(マルコ5:41)

 会堂長ヤイロの娘が死んでしまいました。主イエスがヤイロの家に向かう途中のことでした。12年間も出血の止まらなかった女性への配慮で時間が取られてしまったのです。

 「恐れることはない。ただ信じなさい」(36節)。ヤイロの家からの訃報に接して、人びとが失望し、落胆する中、主イエスだけは、人間がどうすることもできない厳しい死の現実に立ち向かって行かれました。 「タリタ、クム(少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい)」。主イエスにとって、人の死は、ひと時の眠りでしかありません。主イエスは死の力さえご支配なさいます。ですから、永眠ということはあり得ません。このことは、やがて、主イエスの十字架の死からの復活によって明らかとなります。

 私たちもいつかは死の床に着かなければなりません。肉体は眠るようにして死の時を迎えるのです。しかし、主イエスが再臨して肉体が復活させられるとき、目を覚ますようにして起き上がります。永遠の命への目覚めの時は必ず来ます。

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