月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年6月15日(月)

申命記11章 主を愛するために

もしわたしが今日あなたたちに命じる戒めに、あなたたちがひたすら聞き従い、あなたたちの神、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くして仕えるならば、わたしは、その季節季節に、あなたたちの土地に、秋の雨と春の雨を降らせる。あなたには穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油の収穫がある。(申命記11:13-14)

 イスラエルの民は、約束の土地に入る直前、心と魂を尽くして神である主を愛するように命じられました。

 この時、主を愛するならば約束の地に潤いをもたらす雨と収穫の実りが約束されました。イスラエルの民が向かうことになる地は、エジプトのような大きな川のある土地ではなく、山や谷が数多くある土地です(10、11節)。だからこそ、天から降り注ぐ雨は、エジプトの時以上に収穫を左右します。この雨をもたらすことができるのは、神だけです(エレ14章22節)。

 このように、天地の営みを支配する真の神だけを求めるなら、約束の地における雨と実りが約束されています。神が思いを傾け、イスラエルの民の生活を支えてくださることにより、彼らはますます神へと心を向けていくはずです。そこで、他の神々でなく、私たちの神となってくださる主だけを見つめ、聞き従い、仕えて礼拝する歩みへと導かれるようになるのです。

 この祝福へと招くために、主は私たちの全生活へと目を向けてくださっています。このような御方が、私たちの主なる神なのです。

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