月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月12日(月)

ヨシュア4章 信仰の継承

「あなたたちの子供が、これらの石は何を意味するのですかと尋ねるときには、こう答えなさい。『ヨルダン川の流れは、主の契約の箱の前でせき止められた。箱がヨルダン川を渡るとき、ヨルダン川の流れはせき止められた。これらの石は、永久にイスラエルの人々の記念となる』と。」(ヨシュア4:6-7)

 信仰の継承はいつの時代においても神の民にとっての大切な課題です。

 ヨルダン川の水がせき止められるという奇跡を通して、主の力強い御手が示されました。しかし、それは歴史の中で一回的に起こった出来事であり、それを直接目撃したのはその世代の人びとだけでした。

 そこで主は、ヨルダン川から石を十二個拾い、それを宿営地に据えるように、ヨシュアにお命じになりました。それは後の世代の子どもたちにも主がなさった偉大な御業を語り継いでいくためでした。そのための「しるし」、あるいは「記念」として、十二の石は立てられたのです。

 主は、新約の時代の教会にも洗礼や聖餐式といった目に見えるしるし(礼典)を与えてくださっています。私たちはそのしるしに示されている主の偉大な御業を子どもたちに語り継いでいく必要があります。そのことによって子どもたちが自分たちの神、主がどのようなお方なのかを知り、いつも主を畏れ敬うようになるためです。

 主がそのことを望んでおられるので、私たちは礼典を尊びます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2015 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.