月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月11日(日)

詩編85編 主は平和を宣言されます

わたしは神が宣言なさるのを聞きます。
主は平和を宣言されます
御自分の民に、主の慈しみに生きる人々に
彼らが愚かなふるまいに戻らないように。(詩編85:9)

 70年間、バビロン捕囚で苦しんだ神の民イスラエルは、解放され、エルサレムに帰還しました。

 詩人は、2〜4節でそれを感謝し、二つの大切な真理を語ります。解放は主なる神の御心であり、捕囚と苦難は神の怒りと憤りであると。それゆえ解放と帰還は、詩人にとって主なる神の罪の赦しでした。

 詩人は、5〜8節で帰還したイスラエルの苦難を訴えています。神殿と都の再建は困難をきわめました。周辺諸国に妨害されたからです。詩人は、そこに神の怒りを見ました。詩人は、主なる神に慈しみを求めて祈り、民の救いを願いました。

 詩人は、9〜14節で詩人の祈りに応答された主の御言葉を記しています。

 主なる神は、詩人の祈りに答えて、神の民イスラエルに平和を宣言されます。二度とイスラエルが愚かな過ちを繰り返さず、神の前に義と平和に生きるためです。

 神は、教会にも、御霊と御言葉によって、罪の赦しの宣言をしてくださいます。キリストを通して義と和解に生きるように。神の宣言は、必ずその通りになります。

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