月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月10日(水)

黙示録12章 証しを守りとおす

竜は女に対して激しく怒り、その子孫の残りの者たち、すなわち、神の掟を守り、イエスの証しを守りとおしている者たちと戦おうとして出て行った。そして、竜は海辺の砂の上に立った。(黙示録12:17-18)

 黙示録12章が教えていることは、竜(サタン)が天上での戦いに敗れ、地上に投げ落とされたこと、しかし、竜はいまだこの地上においては力を持ち、女(教会)に攻撃を仕掛けているということです。

 主イエスは、サタンのあらゆる誘惑と攻撃に勝利し、十字架と復活をとおして、サタンに勝利されました。天上の戦いで竜が敗北し、「地上に投げ落とされた」(9節)というのは、そのことを意味しています。サタンは既に敗北し、「神の救いと力と支配」、「メシアの権威」(10節)は現れ、神の国は到来しました。

 しかし、まだサタンは完全に滅ぼされたわけではありません。地上に投げ落とされたサタンは、教会に激しく怒りを向け、「イエスの証し」を守りとおしている者たちに戦いをしかけてきました。

 終末の完成に至るまで、地上の教会は戦いの教会です。サタンは富や名声、地位や権力、この世のすべてのものを用いて攻撃を仕掛けてきます。しかし、主イエスは既にサタンに勝利されました。勝利の約束の中、私たちも最後まで主を証しし、信仰のために戦います。

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