月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月13日(土)

マルコ2章 新しい革袋となる

「また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、ぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」(マルコ2:22)

 主イエスは新しい生き方を世にもたらされました。「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ」。新しいぶどう酒には発酵する力があり、それは古い革袋を破ってしまうほどのものです。そのため、新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れなければならないのです。このたとえにおいて、ぶどう酒は主イエスを、革袋は主イエスを信じる者の新しい生き方を表しています。

 話のきっかけは断食についてでした。洗礼者ヨハネやファリサイ派の弟子たちは断食をしていたのに、主イエスの弟子たちは断食をしていなかったのです。ファリサイ派の断食は形式的なものでした。ヨハネの弟子の断食は真剣なものでしたが、まだ来ておられない救い主を「待つ」信仰からくるものでした。主の弟子たちが断食をしなかったのは、救い主が来られたからです。断食の時代は終わり、喜び祝う時代が到来しました。それこそ、主イエスと共に歩む新しい生き方なのです。

 主イエスという新しいぶどう酒の力をいただき、私たちも新しい革袋とされて歩みましょう。

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