月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年8月10日(日)

詩編64編 毒の言葉を取りのけて

彼らは舌を鋭い剣とし
毒を含む言葉を矢としてつがえ
隠れた所から無垢な人を射ようと構え
突然射かけて、恐れもしません。(詩編64:4-5)

 詩人はここで、厳しい「毒を含む言葉」によって、傷つけられ、さいなまれています。人は、しばしば、言葉によって人を傷つけ、人を苦しめます。多くの人が「言葉」によって問題を引き起こし、言葉によって関係を壊してしまいます。それは、家庭においても、職場においても、また地上の教会においてもそうなのかもしれません。いったいどのように、この深刻な問題に対峙すべきなのでしょうか。

 ある熱心な人たちは、言葉を慎み、身を慎むことでそれに対峙しようとします。しかし、はたして人は、自らの意志による慎みによって、この問題に対峙することができるのでしょうか。聖書は、残念ながら、「できない」と言うのです。

 では、私たちは、どうしたらいいのでしょう。聖書は、「心の内にキリストを住まわせ」ることだと教えます(エフェ3章17節)。私たちはそれをどのように実現するのでしょう。それは、日々、御言葉に耳を傾け、神を礼拝することによってです。神が、心の内にキリストを住まわせ、愛にしっかりと立つ者としてくださいます。

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