月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月23日(水)

エレミヤ14章 確かな平和

主はわたしに言われた。「預言者たちは、わたしの名において偽りの預言をしている。わたしは彼らを遣わしてはいない。彼らを任命したことも、彼らに言葉を託したこともない。彼らは偽りの幻、むなしい呪術、欺く心によってお前たちに預言しているのだ。」(エレミヤ14:14)

 神はエレミヤの口を通してご自身に対して背信に背信を重ねるユダの民たちを外国の手によって滅ぼすと警告していました。その時に、ユダが神と敵対している状態にあることを無視して、「お前たちは剣を見ることはなく、飢饉がお前たちに臨むこともない。わたしは確かな平和を、このところでお前たちに与える」(13節)と語る偽りの預言者がいました。

 確かに、私たちは平和を望み、どの国とも、誰とでも平和を築くことに最大限の努力を惜しむべきではありません。しかし、私たち人間が人間として生きるために、築くべき平和があります。それは「神との平和」です。神との間に平和を築くことを無視するなら、私たちは永遠に神との敵対関係にあることを知るべきです。事実、神がここで警告されたのは、この平和が崩れていたためです。

 幸いにも、神はご自分の方から主イエスにおいて「和解」の手を差し出されています。心を神に向け、キリストを受け入れる人に、神はご自分の方から永遠に変わることのない確かな平和を与えてくださいます(ロマ5章10節)。

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