月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月22日(火)

エレミヤ13章 神に聞き従わなかった民

「人が帯を腰にしっかり着けるように、わたしはイスラエルのすべての家とユダのすべての家をわたしの身にしっかりと着け、わたしの民とし、名声、栄誉、威光を示すものにしよう、と思った。しかし、彼らは聞き従わなかった」と主は言われる。(エレミヤ13:11)

 神はかつてイスラエルの人びとを、人が帯を腰にしっかりと着けるように、ご自身にしっかりと結び付けてくださっていました。そして、神はその愛を彼らに日々知らせ、ご自身がどれほど憐れみ深い方であるかを味わわせてくださいました。神はご自身の民にそのようにされる一方で、彼らを通して他国の人びとが神の名声、栄誉、威光を知ることを望まれたのです。

 しかし、イスラエルの人びとは自らその神に背を向け、「腐った帯」となって、神の目には役に立たない民となってしまったのです(7節)。

 時代は降り、神は改めて、イエス・キリストにおいてご自身の名声、栄誉、威光を示すと共に、イエス・キリストを信じる人びとを通して、ご自身の名声、栄誉、威光を示そうとされました。イエス・キリストは弟子たちに「あなたがたは世の光である。…あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい」(マタ5章14〜16節)と命じられました。私たちは今受けている「イエス・キリストという世の光、希望の光」を反射させる「鏡」となって、人びとが神の栄光を、その愛をほめたたえることができるように励む必要があります。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.