月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年5月15日(木)

ヘブライ7章 永遠の大祭司イエス・キリスト

それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。(ヘブライ7:25)

 これまでにも、主イエスが大祭司であることは語られてきました。きょうの箇所では、そのことが「メルキゼデクと同じような祭司」という謎めいた言葉で語られています。これは、主イエスが通常の祭司とは異なり、特別な仕方で立てられた大祭司であることを言い表しています。

 これまでの祭司にはさまざまな限界がありました。いつかはその務めから退き、後任の祭司へとバトンタッチしなければなりません。しかし、「この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります」と言われています。この方だけが私たちを永遠に執り成し続けることができるので、私たちを最後まで責任をもって導くことができるのです。しかも、この方は、罪のための贖いの供え物として、「ただ一度、御自身を献げることによって、成し遂げられた」とも言われています。一度きりの贖いというのは、その贖いの完全性を言い表しています。主は私たちの罪を、その完全な贖いによって、永遠に執り成し続けてくださるのです。感謝!

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