月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月15日(土)

ヤコブ5章 兄弟の魂を救いへ連れ戻す

あなた方の中で苦しんでいる人は、祈りなさい。…罪人を迷いの道から連れ戻す人は、その罪人の魂を死から救い出し、多くの罪を覆うことになると、知るべきです。(ヤコブ5:13,20)

 罪に囚われた人を再び神のもとへ連れ戻す。教会から離れていく人に対して、己の無力さを覚えたことのある人であれば、それは自分の力を超えた働きである、と思われることでしょう。

 そうした、兄弟姉妹の救いに心を痛めている人にとって、きょうの御言葉は、希望であり、励ましです。

 ヤコブは、祈りのもつ真の力について語ります。信仰に基づく祈りは、病人に力を与え、罪人を赦しの恵みに導きます。主が聞いてくださるなら、祈りは天候を変え、大地に実りをもたらすほどに絶大なものです。

 そして主から与えられたこの驚くべき恵みが、最大限に発揮されるのは、主のもとから迷い出た人の、信仰復帰を求めるときです。

 祈りの力、それは、祈りを聞き入れてくださる主の力そのものです。誰かのために祈り、その人を主の救いのもとに連れ戻そうとするときにこそ、忍耐をもって、全能の主の力に頼り続けたいと思います。御言葉はあなたを励ましています。

 「正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします」(16節)。

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