月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年3月8日(土)

ヤコブ2章 行いが伴わない信仰は死んだもの

わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。(ヤコブ2:14)

 ドキっとする言葉ですが、ヤコブは、主イエスを信じる自分の「兄弟たち」を行いのない人たちと断定しているわけではありません。迫る言葉遣いで、信仰と行いは切り離せないものだと、訴えているのです。あなたの信仰は、生き様に現れているかどうか考えてみなさい、と問いかけているのです。

 信じていても行動しなくては意味がない、というのは、まったくもって当然のことです。しかし、この当然のことが、どこかに追いやられてしまうのです。

 私たちに差し出されている救いとは、信じることだけに終始するものではありません。主は、宿った信仰が、生き様として実現することを望んでおられます。

 厳しい言葉の裏には、愛の業によって信仰を証しする、救いのさらなる恵みに達して欲しいという、切なる願いと招きがあります。

 そして、私たちが、信仰に生きるならば、私たちの人生は、誰かの救いに役立てていただける人生となります。

 主イエスのように、人の救いに仕え、愛の業に彩られた、活き活きとした信仰生活へと踏み出しましょう。

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