月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月24日(金)

ルカ11章 偽善からの解放

主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。」(ルカ11:39-40)

 ファリサイ派の人びとの宗教においては、罪人であることはおそらく許されないでしょう。したがってだれもが、自分の罪を自分自身からも隣人の目からも、隠しておかねばならないでしょう。罪人であるのに、あたかも罪なき者のようにしてふるまわねばならないでしょう。偽善の中に自分自身を閉じ込めて、神にも自分にも隣人にも心を閉ざして生きるほかはないでしょう。

 私たちの救い主はおっしゃいます。あなたは罪人、大いなる罪人である。けれどもそのありのままの姿で、あなたを愛してやまないわたしのもとに来なさい。わたしはあなたの罪を贖い、赦し、あなたを義とするために十字架にかかった。だからあなたは、無償で罪ゆるされたことを大いに喜びなさい。

 このようにおっしゃるお方の前では、私たちは自分を隠す必要も、偽る必要も、つくろう必要もないのです。十字架の恵み、罪の赦しの福音にあって自由に、解き放たれて生きることができるのです。

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