月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月31日(木)

1コリント10章 日本の宗教改革

だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。(1コリント10:31)

 今日は宗教改革記念日です。この記念日が来るたびに、わたしは日本キリスト改革派教会の創立を思います。創立者たちに宗教改革者たちの信仰を見る思いがするからです。その信仰は「創立宣言」の悔い改めの言葉に見ることができます。

 「創立宣言」は敗戦後の1946年に宣言されました。その宣言文の中に、「今次の大戦に当たりては、宗教の自由は甚だしく圧迫せられ、我等の教会も歪められ、真理は大胆に主張せられざりき」とあります。創立者たちは旧日本基督教会の教師でしたが、1941年にプロテスタント諸教派が合同して設立された日本基督教団が信仰告白を持たなかったこと、神社参拝を行ったことに強い危機感を抱いていました。それで敗戦後、教団を離脱し、歴史的改革派信条であるウェストミンスター信条を採用する教会として、日本基督改革派教会を創立しました。この創立自体が、改革派教会の悔い改めです。わずか8教会、信徒数約200名による出発を、憐れみ支えてくださった神にのみ栄光がありますよう。

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