1ペトロ5章　神の羊の群れを牧しなさい

わたしは長老の一人として、また、キリストの受難の証人、やがて現れる栄光にあずかる者として、あなたがたのうちの長老たちに勧めます。あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい。（1ペトロ5:1-2）

　「神の羊の群れ」にはすばらしい賜物が与えられていることをおぼえましょう。すなわちこの羊たちは、大牧者の声と、盗人や雇い人の声を聞き分けることができます。主ご自身が語っておられます。「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う」（ヨハ10章27節）。

　牧師はこの事実をいつも忘れないで、心低く、託されている羊に配慮しなければなりません。

　神の羊の群れである教会において重要なことは、説教者の思いではなく、大牧者イエスの思いが語られることです。そして、神から大きな自由を贈られた者として、羊である信徒一人ひとりが、自らイエス・キリストの言葉に従うことです。

　ご一緒に祈りましょう。私たちが真実の慰めにあずかり、教会がいきいきと世に存在するために、キリストの力ある福音が、つつしみと確信をもってきょうも語られるように。私たちが主の御声を受けとめ、喜んで従うことができるように。

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