月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年10月21日(月)

出エジプト9章 悔い改めの時

ファラオは、雨も雹も雷もやんだのを見て、またもや過ちを重ね、彼も彼の家臣も心を頑迷にした。ファラオの心はかたくなになり、イスラエルの人々を去らせなかった。主がモーセを通して仰せになったとおりである。(出エジプト9:34-35)

 第五の災いの特徴は、主なる神がイスラエル人の家畜とエジプト人の家畜とを明確に区別されて、エジプトを襲った疫病の災いがイスラエルには臨まなかったことです(4節)。

 王であるファラオは、この災いを見て神の前に悔い改めるべきでした。しかし、彼の心はかたくなになりました。さらに、腫れ物の災い、雹の災いと続くと、王の高ぶりは砕かれたかのようにみえます。「今度ばかりはわたしが間違っていた。…主に祈願してくれ」(27、28節)けれどもそれは、当面の苦難を避けようと、口先だけの後悔で、真の悔い改めではなかったのです。これらの災いが去ると、王の心はまたもやかたくなになりました。

 私たちはどうでしょうか。問題に直面したとき、問題を解決することだけを求めないでしょうか。そして一段落すると、以前と変わらないかたくなな状態に戻ってしまわないでしょうか。

 まず神の前に出て、祈りましょう。「神よ。私を探り、私の心を知ってください…私のうちに傷のついた道があるか、ないかを…」(詩139篇23、24節、新改訳)

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