月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月31日(水)

士師3章 学ばせる神の試み

彼らはイスラエルを試みるため、主がモーセによって先祖に授けられた戒めにイスラエルが聞き従うかどうかを知るためのものであった。(士師3:4)

 カナン人とのいかなる戦いも知らないイスラエルを試みるため、主がとどまらせられた諸国の民がありました。そうされたのは、以前に戦いを知ることがなかったイスラエルの人々に戦いを学ばせるためでした。けれども、この学びはただ戦いについて学ばせるものではありませんでした。

 主は何を学ばせ、試みたのでしょうか。それは、主の戒めにイスラエルが聞き従うかどうかを知るためのものでした。つまり、戦いで勝つ方法は、戦術や戦略ではなく、主の御手にあります。敵の数が多いか少ないかの問題ではなく、主の戒めに聞き従うかどうかの問題です。主の言葉に聞き従ったとき、イスラエルは勝利しました。神はイスラエルの人々が主の言葉に従う訓練を、試みを通して学ばせました。

 私たちも学ばせる神の試みに遭うかもしれません。けれども、神の試みを恐れないでください。神の試みは私たちを学ばせ、訓練させるものです。神が私たちを耐えられないような試練に遭わせることはありません(1コリ10章13節)。

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