月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月28日(日)

詩編27編 主は必ず私を引き寄せてくださる

救いの神よ、わたしを離れないでください。
見捨てないでください。
父母はわたしを見捨てようとも
主は必ず、わたしを引き寄せてくださいます。(詩編27:9-10)

 救いの神である主は、自分を決して見捨てることがない、と詩人は確信しています。それと比べるために引き合いに出されているのは、父母です。彼の両親が聞いたら悲しく思うかもしれません。

 ここで詩人は、人間の父母は薄情だと言っているのでしょうか。確かに時には子を捨ててしまう親がいることを私たちは知っています。しかし、子に対する親の愛は、何にもまさるものとたとえられることもあります。

 普通は子どもを見捨てることなどない父母ですが、それでも、人間の場合は罪と弱さのゆえに子を見捨ててしまうこともあり得ます。それに対して、神にはそのようなことが決してない、という信仰が示されているのです。

 この世で一番と思えるほどの父母の愛情にまさるものが神にはあります。そして、主の救いを求める者を必ず引き寄せてくださいます。主の救いを熱心に求めているということは、既に恵みによって主のもとに引き寄せられていることのしるしでもあるのです。

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