月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月16日(火)

エゼキエル43章 栄光の神の帰還

見よ、イスラエルの神の栄光が、東の方から到来しつつあった。その音は大水のとどろきのようであり、大地はその栄光で輝いた。(エゼキエル43:2)

 新しい都の幻を見たエゼキエルは、東の門に導かれ、そこでイスラエルの神の栄光が到来するのを目撃します。それはかつて都が破壊されるときに見た幻と同じでしたが、今度は再建するために到来したのです。新しい神殿は主の栄光で満たされました。

 神による再建は、都や神殿という建物にあるのではなく、「イスラエルの子らの間にとこしえに住む」(7節)ことにありました。そこで、神はエゼキエルに、この神殿をイスラエルの家に示せと命じられます。「それは彼らが自分の罪を恥じ、神殿のあるべき姿を測るため」(10節)でした。そして祭壇と清め贖う祭儀をも示されて、「わたしはあなたたちを受け入れる」(27節)と約束されます。

 神がご自分の方から、私たちのところへ戻ってきてくださいます。本来あるべき神殿の姿を損なったのは、人の責任です。立ち帰らなければならないのは私たちですが、だからこそ、神は、私たちにそのあるべき姿と、罪を赦して受け入れてくださる道を示してくださっています。

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