月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月24日(月)

コヘレト9章 人生と労苦の報い

善人、賢人、そして彼らの働きは
神の手の中にある。(コヘレト9:1)

 生きて良いものに報われればその人は幸いです。しかしこの世で人が受ける報いは誰にも計算できるものではありません。神の定めは人の理にかなう法則ではなく、そのすべてを知ることは、人にはできません。

 人生には幸福も不幸も同じように訪れます。だからと言って、罪を犯して不幸をあえて招き寄せるのは賢いことではありません。たとえ災いに遭ったとしても、神を畏れる善良な人や知恵ある人は神に守られていて、その良い働きは神に正しく評価されています。

 順境の時には苦労した結果が良い実を結びます。そこで与えられる生活の楽しみや家族の交わりはささやかであっても神からの祝福に違いありません。自分の働きの報酬を神に感謝して愉しむことは苦労の多い毎日の生活に与えられる慰めです。

 たとえ世の中が正しく評価してくれなくても、神は私たちの働きをよくご存じです。報いはこの世で十分でなくとも、十字架を背負った信仰者の生涯は、キリストと結ばれて必ず豊かな祝福に報われます。

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