月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年6月21日(金)

コロサイ3章 愛されているのですから

あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。(コロサイ3:12-13)

 パウロは、コロサイの信徒たちに、「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから」と記します。

 この言葉は、キリストを信じる私たちにそのまま当てはまります。私たちは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されている者たちであるのです。ですから、私たちも、「憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい」と命じられています。

 ここに挙げられている徳は、どれも主イエス・キリストのうちに見られたものであります。ですから、パウロは続けて、「主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい」と記すのです。

 愛されている者として愛すること。赦されている者として赦すこと。それが、イエス・キリストにあって、神が私たちに求めておられることです。その実践の場として、私たちには教会の交わり、家族の交わり、さらには職場での交わりが与えられているのです。

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