月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月21日(日)

詩編14編 神を知るか、知らぬか

神を知らぬ者は心に言う
「神などない」と。
人々は腐敗している。
忌むべき行いをする。
善を行う者はいない。(詩編14:1)

 今日、宗教を胡散臭く思う人が増えているように見受けられます。怪しいことを行い、事件を起こす宗教団体があるからです。また、現代科学への信頼が偏りすぎると、目に見えないものは信じず、それこそ「神などない」と断言してしまう人もいます。

 この世で知識人としてもてはやされても、神を知る知識を持たない人もいます。神がご自身を現してくださらないと、人は誰も神を知ることはできないからです。

 また神を知らない人は、「人々は腐敗している。善を行う者はいない」などと言われると目をむくかもしれません。人は善を行うし、腐敗などしていない。人間そのものに希望を持たないで未来は築けないではないか、と。

 しかし神の前では、人の善は相対的なものに過ぎません。腐敗が混じっていない完全な善などありえません。人と比べても無意味です。誰もが神に背き去ったという罪を、認めねばなりません。真の希望は、その罪を償ってくださった主を信じるところにあります。

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