月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月22日(金)

マタイ20章 嘆きを喜びに変えてくださる方

そのとき、二人の盲人が道端に座っていたが、イエスがお通りと聞いて、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と叫んだ。…イエスが深く憐れんで、その目に触れられると、盲人たちはすぐ見えるようになり、イエスに従った。(マタイ20:30,34)

 同じ出来事を記したマルコ10章によると、盲人は物乞いでした。道端に座り、生きていくために人々の憐れみにすがらなければならない人生を歩んでいました。

 しかしその人生に決定的な転機が訪れます。主イエスが通られたときに、二人の盲人は、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と叫びました。群衆は黙らせようとしましたが、ますます叫びました。

 叫び続けた背後には、主イエスへの強い信仰がありました。短い嘆願の言葉にそれが凝縮されています。主は、彼らを悲惨な状況から救い出すことのできる憐み深いメシアである、と彼らは確信していたのです。主はその信仰に応えられました。彼らの目が開かれ、主に従う喜びの人生が始まりました。

 主は、信頼する者すべてに同じ恵みを与えてくださいます。私たち自身の状況を見て嘆くのではなく、主を見上げましょう。主は信仰をもって叫び求める私たちの願いに応え、嘆きを喜びに変えてくださる、力ある救い主です。

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