月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月27日(日)

詩編4編 すべてにまさる喜び

恵みを示すものがあろうかと、多くの人は問います。
…人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。
それにもまさる喜びを
わたしの心にお与えください。(詩編4:7-8)

 この詩編では、まず、「苦難から解き放ってください」(2節)という切実な祈りがなされています。その後に、「主に依り頼め」(6節)という力強い呼びかけの言葉が語られます。

 夜、横たわることに5節と9節で二度も言及されています。昼間に世の喧噪に惑わされても、一日の終わりには、主を求めよ、という勧めを思い巡らしたいものです。

 また、作者は、誰が自分たちに恵みを示してくれるのか、という人々の問いに囲まれています。つまり、何が本当の幸せで、誰が与えてくれるのか、という問いに、多くの人は答えを見出せないのです。人々は目に見えるもの、手に入れることのできるものを求めますが、それを得ても、問いは鎮められません。

 主だけが、私たちの毎日の歩みを成り立たせてくださっています。今、ここに生かされていることが、主の慈しみのあらわれにほかなりません。主は、主を呼び求める者に御自身を現し、主と共にあるという真の喜びをくださいます。

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