月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月10日(木)

創世記7章 洪水の試練を乗り越えて

ノアの生涯の第600年、第2の月の17日、この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた。雨が40日40夜地上に降り続いたが、まさにこの日、ノアも、息子のセム、ハム、ヤフェト、ノアの妻、この三人の息子の嫁たちも、箱舟に入った。(創世記7:11-13)

 神はノアとその家族を箱舟によって救おうとされました。しかし、彼らに試練が無かったわけではありません。彼らも大洪水という試練を、箱舟の中で耐え忍び、乗り越えてゆかなければなりませんでした。

 雨は40日40夜地上に降り続き、水は150日間、地上で勢いを失いませんでした。その間、洪水は地上のすべての物を飲み込み、箱舟をも破壊しようと襲ってきます。箱舟の中で、彼らは洪水の脅威と不安を強く感じていたことでしょう。

 私たちは弱い存在です。神を信じていても、試練や苦難に遭遇した時、心が大きく乱れます。ノアたちにとっても、大洪水は厳しい試練の時でした。しかし、神はその試練の中でも、箱舟を通してノアたちを守られたのです。

 今、私たちにも箱舟が与えられています。それが主イエスの教会です。試練の中でこそ、主を信じ、教会に連なる恵みに思いを向けましょう。どんな試練や危機に遭遇しても、主の教会に連なる私たちは、常に神の御手によって守られています。

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